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Qスイッチルビーフラクショナルレーザー治療

Qスイッチルビーレーザーにフラクショナル機能を搭載した治療法です。当院のナノスターRでは先端のプローブを変更することで「フラクショナル」レーザーでは面状ではなく、微細な点状のレーザーが照射されます。

左側が従来のQルビーレーザーで、面状に照射されていますが、右側のQルビーフラクショナルレーザーでは、7.7mm×7.7mmの範囲に196か所の超微細なレーザーが照射されます。点状に照射された部位の周りはレーザーのダメージがないため、ダウンタイムが最小限で回復します。

従来のQスイッチレーザー

従来のQスイッチレーザーは、しみ取りに非常に高い治療効果を得られることが報告されていますが、ダウンタイムに問題があります。照射後にしばらくの間、軟膏ガーゼや創傷被覆材で被覆をする必要があります。照射部位はカサブタ状になり通常ははがれて治癒します。また、40%前後の割合で炎症後の色素沈着を起こしてしまい、一時的に濃いシミのような状態になってしまう場合もあります。

Qスイッチルビーフラクショナルレーザー

この新しいQスイッチルビーフラクショナルレーザーでは、従来のようなレーザー後の被覆材や軟膏・ガーゼが必要ありません。ダウンタイムが非常に短いため、翌日からメイク可能となります。カサブタ状になる変化はほとんど気づかれません。色素沈着などのリスクも数%まで軽減させることができます。

Qルビーフラクショナルレーザーのメリット

①ダウンタイムが短いので被覆材、軟膏・ガーゼが必要なく、翌日からメイク可能です。

②広範囲に照射できるのでそばかす(雀卵斑)や後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)のような広い範囲に小さく・広がるタイプのしみなどの治療に適しています。

③お肌の引き締め効果があります。広範囲に照射するため、毛穴の引き締め効果・タイトニング効果も期待できます。

④レーザー後に被覆材を貼ることもないですし、施術のたびにシミが徐々に薄くなっていくので、他人から治療していることに気づかれにくいです。

Qルビーフラクショナルレーザーのデメリット

①複数回照射が必要になります。ダウンタイムが少ない分、何回か照射する必要があります。徐々に消えていくのは他人から分かりにくいというメリットでもありますが、1回目からすごく効果を実感できるわけではないというデメリットでもあります。

②大きいシミには不向きです。大きいシミはQスイッチルビーレーザーのスポット照射が適しています。

Qスイッチルビーフラクショナルレーザー治療の流れ

①カウンセリング・計測
②クレンジング

照射部位のお化粧、日焼け止めを洗顔して落として頂きます。

③写真撮影

経過観察を目的にカルテ写真・肌診断機による撮影をさせて頂きます。

④麻酔

麻酔クリームを塗布します(20分程度)。

⑤レーザー照射

Qルビーフラクショナルレーザーを照射します。1回の照射で7㎜の四角形に照射されます。

⑥レーザー照射後の処置

照射後、トラネキサム酸のパックで鎮静して終了です。(トータル40~50分)

⑦自宅でのケア

洗顔・入浴・スキンケアは当日から行っていただいて構いません。保湿はしっかりと行って下さい。メイクは翌日から可能です。

⑧照射間隔

ダウンタイムが少なく、徐々にシミを減らしていくというルビーフラクショナルレーザーの特性上、複数回の治療が必ず必要となります。照射間隔は1ヶ月となります。その都度、料金がかかります。

⑨アフターケア

レーザー照射後に大切なのは、①遮光(日に焼かない) ②こすらない ③保湿です。

日中はSPF20以上の日焼け止めを推奨しています。治療した部位は、非常に過敏な状態となりますので、紫外線に直接さらすと色素沈着を起こしやすくなります。少しの外出でも、必ず日焼け止めをご使用下さい(3ヶ月程)。長い時間屋外で過ごす場合には、日焼け止めは3時間おきに塗り直す必要があります。

夜間は可能であれば美白剤をご使用することをお勧めします。

シミが完全に消えた後でも、再発する場合があります。治療後も日焼け止め、美白剤の使用をお勧めします。美白剤を使用することにより、炎症後の色素沈着を最小限に抑えることができます。広めに外用することで目立たないシミが少しずつでも改善されます。

レーザー照射に注意を要する方

・妊娠中の方

・皮疹、ヘルペス発疹、皮膚炎、傷がある方

・日焼けをしている方 (1か月以内の積極的な日焼け:海外旅行、海、山、ゴルフ、日焼けサロン等)

・自己免疫疾患の方

・重度の心臓疾患を有する方

・糖尿病など創傷治癒に問題がある方

・てんかん発作の既往がある方

・ケロイド体質の方

・抗凝固剤(ヘパリン、ワーファリン等)、抗生剤(テトラサイクリン系)を服用している方

・ニキビの内服治療薬(アキュテイン、イソトロイン、ロアキュン、ソトレット、クララビス、アムネスティーム)を服用されている方

・金製剤での治療(リドーラの内服、シオゾールの注射等)をされていた経験がある方

・照射部位への金の糸、金属プレート、シリコン等の美容施術を受けられた方

レーザー照射の前後で休薬が必要な薬剤

・過酸化ベンゾイル(ベピオ、デュアック、エピデュオ)、アダパレン(ディフェリン、エピデュオ)は

前後3日間は中止してください。

・レチノイン酸、高濃度レチノール等は前後1週間は中止してください。

ナノスターR Qスイッチルビーフラクショナル スポット照射

大きさ・部位

1回

10mm以下

3,300円

20mm以下

6,600円

30mm以下

9,900

以後1mm追加

330円

ナノスターR Qスイッチルビーフラクショナル(カスタマイズ照射、麻酔+トランサミンマスク鎮静費用込み)

部位

1回

全顔

44,000円

額以外

39,500円

両頬・鼻

29,700円

両頬上部・鼻

25,300円

両頬

25,300円

両頬上部

19,800円

両側目まわり

19,800円

片頬

14,300円

9,900円

両手背

19,800円

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