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表皮母斑

表皮母斑とは

表皮母斑は、出生時または生後数か月から見られる表皮の過形成による褐色の母斑(あざ)です。
できる原因は不明で新生児1000人に約1人の発生頻度とされています。
自然に消退することはなく、体が大きくなるのに比例してあざも大きくなります。

治療

表皮という比較的表面に存在する疾患なので、高周波メスや炭酸ガスレーザーなどで盛り上がった表皮の部分を削り取ることが多いです。
削ったところは浅い擦り傷の治療と同様に、軟膏処置を行います。
傷は1週間ほどで皮膚が再生してきます(上皮化といいます)。
一時的に赤みが目立ちますが、半年1年ほどかけて徐々に目立ちにくくなってきます。
表皮母斑がシワに沿った方向にある場合などは切除し縫合する場合もあります。
表皮母斑を削ったり、切除したりする場合は局所麻酔を行います。
腫瘍が大きい場合は大学病院などで全身麻酔下に行う必要があることもありますが、まずはご相談ください。

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