帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹自体が治った後も約2割の方で長い間、神経痛が残り、場合によっては失明、耳鳴り、難聴などの重い後遺症が残ることがあります。また、帯状疱疹になったとしても数%の割合で、もう一度帯状疱疹にかかる場合があります。患者さんの負担が大きいものとなるため早期の治療や予防が重要と考えます。水痘・帯状疱疹ワクチンの接種により、帯状疱疹の発症や帯状疱疹後神経痛の予防が可能となります。
【帯状疱疹ワクチンの費用:自費診療】
■生ワクチン 8,000円/回:皮下注射
発症予防効果約50~60%
■不活化ワクチン 22,000円/回:要2回接種 合計44,000円 筋肉注射
発症予防効果約97%以上
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弱毒生水痘ワクチン |
シングリックス® |
ワクチンの種類 |
生ワクチン |
不活化ワクチン |
発症予防効果 |
51.3% |
50歳以上で97.2% 70歳以上で91.3~97.9% |
神経痛予防効果 |
66.5% |
88.8% |
長期予防効果 |
8~10年で効果消失してしまう |
8年後で84.0%の有効率 |
副反応 |
局所反応・発熱 水痘様発疹(1~3%)など |
局所反応・筋肉痛(40%) 疲労(39%)・頭痛(33%)など |
打ってはいけない方 |
妊娠している方 免疫抑制治療をしている方 |
明らかな発熱や急性疾患の方 |
費用 |
8,000円(1回) |
22000円×2回(2か月間隔) 合計44,000円 |
対象者 |
50歳以上 |
50歳以上 帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の者※ |
※帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる者とは、疾病又は治療により免疫不全である者、免疫機能が低下した者または免疫機能が低下する可能性のある者です。また「帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の者」のうち、ワクチン接種スケジュールを短縮することによりベネフィットが得られる場合には、1回目の接種から2回目の接種までの間隔を1か月まで短縮することができます。
ご希望の方はお気軽にお電話にてご相談の上ご予約ください。