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急性じんましん

「急性じんましん」とは

じんましんは皮膚の一部が突然、蚊に刺されたかのようにくっきりと盛り上がる症状(膨疹)を起こします。
皮膚の盛り上がり方の大きさや形は様々で、地図状に盛り上がる場合もあります。
たいていの場合かゆみを伴いますが、チクチクとしたいた痛みを伴う場合もあります。
数十分から数時間以内に跡を残さず消えてしまう皮膚の病気です。

急性じんましんの原因は

急性じんましんの原因としては、ウイルスや細菌感染(感冒、ウイルス性腸炎、発熱など)、食物性、薬剤性などがあります。
しかし、原因が特定できるじんましんは全体の1~3割ほどと言われています。
多くの場合は、原因が特定できません。

対処・予防法は?

特定の食品で起こる場合は、その食品を避けるようにします。摩擦や圧迫などの刺激で繰り返し出る場合にも、それを避けるようにします。
患部を冷やすことはかゆみの軽減に役立ちます。また、急激な温度変化による寒冷刺激でじんましんが出る場合もあるので、注意が必要な場合もあります。

じんましんの症状が出ているときは、アルコールの摂取、激しい運動、熱いお風呂、香辛料の強い食べ物は控えましょう。
バランスの取れた食事や十分な睡眠をこころがけてください。過労やストレスをためないようにしましょう。

治療法

抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬の内服で症状を抑えることができます。また痒みをまぎらわせるために、塗り薬を処方する場合もあります。
急性じんましんは通常数日でよくなりますが、長引くじんましんは「慢性じんましん」の可能性もあり、よくなるまでしばらくかかるものもあります。

注意点

じんましんの症状以外に、呼吸困難(息が苦しい)、粘膜の症状(口の周りや目の周りが腫れる)などを伴う場合には、アナフィラキシーショックと呼ばれる命に関わる重篤な症状の可能性があるため、早急に医療機関を受診してください。

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