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眼瞼下垂の日帰り手術

たしま皮フ科形成外科では眼瞼下垂の手術を日帰りで行っております(保険適用)。

眼瞼下垂の手術方法

挙筋前転法

外れてしまったり、伸びてしまった挙筋腱膜を瞼板に固定する方法です。比較的低侵襲で安全性が高く、患者様への負担を最小限に抑えることが可能です。眼瞼挙筋の筋力がなくなっているような重度の症例には対応できない場合があります。

挙筋短縮法

重度の眼瞼下垂に対して行われる方法で、通常、挙筋前転法では改善が見込まれない場合に選択されます。

上眼瞼切開法

まぶたの筋力や腱膜などには問題がないものの、加齢などにより皮膚がたるんで垂れ下がっている場合に行われる方法で、上まぶたの余分な皮膚を取り除くことで症状の改善をはかります。比較的侵襲が少なく、腫れも軽度で済みます。

筋膜移植法

先天性眼瞼下垂など、眼瞼挙筋が十分機能していない場合に行われる方法で、太腿から採取した筋膜を移植して、まぶたが挙上できるようにします。

眼瞼下垂治療の流れ

①診察と診断

「目が開けにくい」「まぶたが重い」「見えづらい」などの症状をお感じでしたら、お気軽にご相談ください。
診査・診断の結果、眼瞼下垂と確認できた場合には、病状を詳しくご説明の上、最適な治療方法をご提案いたします。

②手術日のご予約

治療内容をご確認いただき、ご理解・ご納得のうえ手術を受けられると決められた場合には、手術日をご予約いただきます。

③術前検査

術前検査として血液検査を行います。

④手術当日

ご予約いただいた日時に当クリニックへお越しください。なお、手術当日はカーゼを当てた状態でご帰宅いただくことになりますので、ご自身の運転によるお車でのご来院はお控えください。また、安全のためにご家族とご一緒にご来院いただくことをお勧めいたします。

⑤局所麻酔

手術を行う前に局所麻酔を実施します。点眼麻酔と注射の麻酔をを粉います。
当クリニックでは非常に細い注射針を使用することで、麻酔注射時の痛みを軽減させるようにしています。

⑥手術開始

眼瞼下垂の手術を開始します。
手術の方法によって異なりますが、手術時間の目安は両眼で1時間程度です。当クリニックではレーザーメスを使用し可能な限り術後の腫れを抑えるように努力しています。レーザーメスを使用する場合は自費診療になるクリニックが多いとは思いますが、当院では保険診療で行っております。

⑦術後のクーリング

術後、クーリングしてから帰宅していただきます。また、アイシング用のアイマスクをお貸しいたしますので、2~3日ほどご自宅でもクーリングをお願いしています。翌日からは特にガーゼや絆創膏を貼る必要はありません。

⑧手術の1週間後

手術の1週間後に再度ご来院いただき、経過観察いたします。
問題がなければ抜糸を行います。また、お貸ししていたアイマスクを回収させていただきます。

⑨手術の1ヶ月後

手術の1ヶ月後にご来院いただき、経過観察いたします

眼瞼下垂症手術の費用

眼瞼下垂症の手術は保険適応となります。

眼瞼下垂症手術

手術費用 (保険適応3割負担)

挙筋前転術

両側で43,000~44,000円程度

その他のもの(皮膚切除術)

両側で18,000~19,000円程度

※手術費用とは別に、診察料・処方料で1,000円程度かかります。

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