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帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹自体が治った後も約2割の方で長い間、神経痛が残り、場合によっては失明、耳鳴り、難聴などの重い後遺症が残ることがあります。また、帯状疱疹になったとしても数%の割合で、もう一度帯状疱疹にかかる場合があります。患者さんの負担が大きいものとなるため早期の治療や予防が重要と考えます。水痘・帯状疱疹ワクチンの接種により、帯状疱疹の発症や帯状疱疹後神経痛の予防が可能となります。

【帯状疱疹ワクチン】令和7年度大阪市での公費負担

大阪市での令和7年度の定期接種対象者の年齢と生年月日は次のとおりです。
助成の対象となるのは令和7年4月1日から令和8年3月31日の間です。接種の機会を逃さないようご注意ください。

 1.令和7年度中に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳以上になる市民の方
 ※100歳以上の方については、令和7年度に限り全員を対象とします。
令和7年度から令和11年度の5年間は、経過措置のため対象者は5歳刻みとなり、令和12年度以降は、接種日時点で65歳の方のみが対象になります。

対象者の年齢と生年月日

65歳

昭和35年4月2日生~昭和36年4月1日生

70歳

昭和30年4月2日生~昭和31年4月1日生

75歳

昭和25年4月2日生~昭和26年4月1日生

80歳

昭和20年4月2日生~昭和21年4月1日生

85歳

昭和15年4月2日生~昭和16年4月1日生

90歳

昭和10年4月2日生~昭和11年4月1日生

95歳

昭和5年4月2日生~昭和6年4月1日生

100歳以上

大正15年4月1日以前に生まれた方

 2.60歳から64歳の方のうち、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)により免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障がいを有する市民の方(身体障がい者1級相当)

 ただし、1もしくは2に該当する方で自費での接種も含め、過去に生ワクチンを1回又は組換えワクチンを2回接種した方は助成を受けられません(過去に組換えワクチンを1回受けた方は、残りの1回分のみ助成の対象となります)。

5. 助成回数

助成回数について
 生ワクチン 組換えワクチン 
 1回  2回

 接種を希望する場合、どちらかのワクチンを選択していただく必要があります。帯状疱疹ワクチンの交互接種(2種類の異なるワクチンを組み合わせて接種すること)はできません。

 ※2回とも助成を受けるためには、遅くとも1回目の接種を令和81月末までにすませ、令和8年3月31日までに2回の接種を受けていただく必要があります。

6. 接種費用

次の接種費用を実施医療機関にお支払いください。

接種費用(自己負担額)

生ワクチン

シングリックス

組換えワクチン

4,500円/回

11,000円/回

【助成がない場合の帯状疱疹ワクチンの費用:自費診療】

■生ワクチン 8,000円/回:皮下注射

  発症予防効果約50~60% 

■不活化ワクチン 22,000円/回:要2回接種 合計44,000円 筋肉注射

  発症予防効果約97%以上

 

弱毒生水痘ワクチン

シングリックス®

ワクチンの種類

生ワクチン

不活化ワクチン

発症予防効果

51.3%

50歳以上で97.2%

70歳以上で91.3~97.9%

神経痛予防効果

66.5%

88.8%

長期予防効果

8~10年で効果消失してしまう

8年後で84.0%の有効率

副反応

局所反応・発熱

水痘様発疹(1~3%)など

局所反応・筋肉痛(40%)

疲労(39%)・頭痛(33%)など

打ってはいけない方

妊娠している方

免疫抑制治療をしている方

明らかな発熱や急性疾患の方

費用

8,000円(1回)

22000円×2回(2か月間隔)

合計44,000円

対象者

50歳以上

50歳以上

帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の者※

※帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる者とは、疾病又は治療により免疫不全である者、免疫機能が低下した者または免疫機能が低下する可能性のある者です。また「帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の者」のうち、ワクチン接種スケジュールを短縮することによりベネフィットが得られる場合には、1回目の接種から2回目の接種までの間隔を1か月まで短縮することができます。

ご希望の方はお気軽にお電話にてご相談の上ご予約ください。

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