爪水虫(爪白癬)
水虫は皮膚だけでなく、**爪に感染することもあり、これを「爪白癬(つめはくせん)」**と呼びます。
爪が白く濁る、黄色く厚くなる、もろくなって欠けるなどの変化がみられますが、痛みやかゆみがないことも多く、気づかれにくいのが特徴です。
爪白癬の検査
爪白癬の診断も、基本的には顕微鏡検査を行い、白癬菌が存在するかどうかを確認します。
ただし、爪は皮膚に比べて菌の量が少ないことがあり、顕微鏡検査で白癬菌が確認できない場合もあります。
そのような場合には、白癬菌の抗原を調べる検査(抗原検査)を行うことで、診断の精度を高めることが可能です。
当院では、必要に応じてこれらの検査を組み合わせて診断を行います。
爪白癬の治療
爪白癬の治療には、外用薬(塗り薬)と内服薬(飲み薬)があります。
外用治療
比較的軽症の場合や、内服が難しい方では、爪専用の抗真菌薬を使用します。ただし、爪は薬が浸透しにくいため、治療に時間がかかる傾向があります。
内服治療
爪の変形が強い場合や、複数の爪に及んでいる場合には、内服の抗真菌薬が有効です。体の内側から薬が届くため、治療効果が高いのが特徴です。内服にあたっては、持病や併用薬の確認を行い、安全性に配慮して治療を進めます。
爪白癬は治療期間が長くなることが多いため、症状や生活背景に合わせて治療方法を選択することが重要です。
